相談出来る友達がいるのは良いことです。
良いことですが、
もしも、相談して、一瞬でも「そうだな」と思ったら、
あなたはその考えを採用するようになります。
あなたにとって、本当にプラスになるのなら、その観念を採用してください。
けれど、「そうだな」と一瞬思った後で抵抗感が生まれたり、
「そうだな」と思えず、本心では抵抗していたり、違和感があるのなら、
その感覚を大切にしてください。
感覚を無視していると、気づかないうちに刷り込み現象が起きることもあります。
例えば、あなたがお金に困り始めたときに、友達に相談して、
「今は生活のために、嫌な仕事でもしないと」と言われたら、
あなたは嫌々でも、ワクワクも楽しみも生まれない仕事を選択するかも知れません。
結果的に「やって良かった」と思えることもあるかも知れませんが、
基本的には、楽しみが生まれない仕事からは、辛さや苦しさや面倒臭い気持ちが生まれます。
これは、辛いなら仕事をしなくても良い。
という話ではありません。
ワクワクしないことを選択した時点で、本来の自分から遠ざかってしまう。
という話です。
仕事を選んでいる場合ではない。
仕事をしなければ。
と、あなたが自分で考えて動くならそれで良いのですが、
人から言われたことは、その人の観念のフィルターを通して言われることです。
それで楽になったり、楽しみが生まれるのなら、それで良く、
我慢や忍耐が必要な上に、その先に喜びも楽しみもないのなら、
人の観念を採用しないでください。
それは修行的な選択です。
人の観念を採用して動いて、辛さを感じると、
あなたは自分を信頼出来なくなってしまいます。
あなたが楽しいと思えることや、興味を持てること、
前向きでいられることを選択していってください。